私が会社に入った頃(昭和45年)、若者の娯楽はそんなに多く無くて、カメラ・オーディオくらいしか思い浮かばない。車はまだ少し高価で高値の花と言うところだった。初めての給料で当時流行りだしたコンポーネント・ステレオ(アンプ、スピーカー、LPレコードプレーヤーが単体で別売りとなったもの)を購入した記憶がある。その後結婚して設置スペースと心の余裕が無くなりオーディオを手放した。
 子供が成長してからやっとオーディオ熱が復活してきた。最初は単品で5,6万円くらいのものをとっかえひっかえ買い直していたが、少し長持ちするものが欲しくなり、現在のオーディオとなった。
 最近ピアノを習い始めたが、自分で楽器を弾くようになるとなぜかオーディオをあまり聞かなくなった。たまに聞くと以前のように音を聞くのではなく音楽を聴くように変わってきたように思う。そんな中でスピーカーも雰囲気のある音がするハーベスに変わっていった。 
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                定年おやじのオーディオ日記
  • 現在のオーディオ装置

 スピーカーをインフィニティ-のトールボーイ型から今のブックシェルフ型に変えたので、本来はスピーカースタンドに乗せるのが良いのだが。純正は値段が高いし、 当面は現在の棚の上に置いておくしかない。
 
  • CDプレーヤー    
    DENON/DCD-S10V
  •  何台も購入しては、また買い換えることが続いたがこのCDプレーヤーは色付けが少なく素直な音質でとても気に入っている。
 
  • CDプレーヤー    
    DENON/DCD-1650SE
  •  2015年8月にS10Vが故障したので買い替えた。
     思ったより良い音で、高域は少し艶が乗って良く伸びている。中音域は人の声も、弦楽器の音も張りがあって気持ち良い音だ。低域も重心が下がって量感たっぷりになった。
  •  何だかアナログ時代の音に近づいたような感じもする。、音量を上げてもうるさくないので満足している。

 
  • アンプ    
    ラックスマンL507SU
  •  ラックスマンのアンプ、以前のオンキョーのアンプに比べて、柔らかいが重心ががすわった安定した音がする。

    • スピーカー
    • ハーベス HL-Compact  
    •  オーディオで一番音が変わるのがスピーカー。何台も買い換えたが、結局国産のスピーカーの音には満足できず最終的には海外のスピーカーとなった。国産スピーカーはカタログスペックだけ重視しており実際に音楽を聞いてみると、とんでもない音がするものが多い。対して海外のスピーカーは音楽の分かる人が直接音を聞いて調整しているように思う。オーディオで完全に満足することは無いが、今のところこれで満足している。 

       以前のインフィニティーは満足していたが、やはり聞いているうちに不満が出てきた。ある程度以上の音量がないとうまく聞こえてこない。音量を上げると部屋の影響で変な響きやビビリ音が聞こえたりする。そんな時偶然通りかかった博多は天神にあるハイファイ堂でハーベスのHL-Compactと言う小型スピーカーを聞いて愕然とした。

      国産のトールボーイスピーカーやJBLのスピーカーなどととも聞き比べて見たが、唯一気持ちよいピアノの音がすると思ったのがこのスピーカー。帯域は狭いが刺激適な音がせず、非常に聞きやすい音がする。
  • スピーカーネットの自作
  •  博多のハイファイ堂に寄ってみたら、HL-Compactのスピーカーネット付きが出ていた。ウレタンシートを貼り付けただけの簡素なもので、これなら自作出来そうな気がしてきた。ウレタンシートは10年ほどでボロボロに朽ち果てるので現在原型を留めているスピーカーは皆無に近いそうだ。
  •  自宅のHL-Compactももちろんネット無しだが、どうもみすぼらしい感じがする。
  •  それなら自作して見ようと思い近くのハンズマンに行って見た。1ミリ厚ほどのフェルト生地があったのでそれを買ってきて裁断、両面テープで貼り付けて見た。結果は見た目が落ち着いてきて、しかも聞きやすい音になってきた。
  •  自分好みの音にまた一歩近づいた気がする。
    • CDラック
    •  家を建てる時、最低500枚は収納できるCDラックが欲しいと大工さんに頼んで作ってもらった。少々頑丈すぎるが7、800枚は入るだろう。

  
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